20.03.14 迷走の極み

9:20起床

 

とりま身支度して京都駅に向かう。朝飯を買うが、10時を過ぎたのでなか卯でランチメニューを食べる。親子丼と坦々うどん600円。

 

雨が降っていたことと、天橋立経由で目的地、城崎温泉に行っても、青春18きっぷではもとが取れないことが判明し、このまま山陽本線で西に行こうか迷ったが、今回の旅の目的は天橋立であった。みんな京都市内ばかり行くが、そこ以外にも行くことで世間からマウントをとりたかったのである。さっきのことはうんこと一緒に水に流して、京都駅名物0番線から33番線ホームに向かう。

 

快速園部行、高架線を走るので、京都の観光名所が上から覗けると思ったら昨今のビルのせいで見えないですね。園部まではそこそこ人はいたが、そこから先はワンマンな上に2両でもすかすかだった。福知山で降りる。私は青春18きっぷに下車印を押してもらうことにしているが、福知山の駅員の人に下車印の意味知ってるかと聞かれて答えられず、文句言われる。京都丹後鉄道に乗り換える。天橋立までは1本で行けず、途中の宮津で乗り換える。天橋立に到着。800円。

 

まだ雨が降っており、よく見る写真のような感じに見ることはできないが、写真では見ることのできない天候、角度から楽しむことにした。まずは智恩寺の写真撮影をして、天橋立へ。道中に海から天橋立を眺めるようのボートがあったが、多分おれの免許で乗れるはず。立ち並ぶ松は他の木々より色濃い緑で遠くから眺めても天橋立はくっきりと見える。端から端までは3.6kmで自転車で20分との案内が書いてあった。雨が降っていたので自転車を借りることなく行ってみることにした。次の予定に合わせて2時間後の電車に乗りたかったので、終点まで行くことは諦めていた。天橋立の横の構成としては海、広い砂浜、松、通行道、松、海って感じで広い砂浜で360°カメラを使って撮ってみた。曇り空だったが、シャッターを長く切ることでそこそこ明るい写真が撮れた。

 

雨が少し止んできたので、レンタサイクルで縦断した。400円。途中には天橋立神社や、植林途中の小学校のときに育てた朝顔くらいの高さの松があった。渡った先には元伊勢龍神社があった。名前はとても強そうである。ここをのんびり参拝していると電車に間に合わなくなってしまうので、鳥居だけ撮って退散。帰り道は、綺麗な松並木を撮ろうとビデオ撮影しながら帰ってきた。

 

レンタサイクルを返すときに気づいたが、自転車で走った道は当然、舗装されているわけではなく、ぬかるんだ泥の道だった。時間に迫られ、勢いよく走行したものだから、靴やズボンは泥まみれであった。靴は防水加工されているので水で流せば落ちるが、ズボンは今回の旅で今履いてる一枚しかないので、これからは泥つきで行かないといけない。

 

帰りのローカル線に乗車。兵庫県豊岡駅に向かう。1200円。豊中駅前のスーパーで、抹茶のクロワッサンとパスコだけど、関東では見たことのないパン、本当はなんかのスイーツの名前だけど忘れたやつを買う。フロランタンでした。ここから山陰本線城崎温泉駅へ。まずは、先ほど買ったパンを観光地でたいらげる。有名な綺麗な風景写真が貼られる温泉街はだいたい1本の小川を挟んで小道と宿がある。城崎温泉も例外ではなくそのようで、川に橋がかかり、川沿いには柳のような垂れる木々が連なっており、灯りも灯っている。映える。

 

城崎温泉といえば、高校のときの現代文でおなじみの「城の崎にて」で作者・志賀直哉が、療養のために訪れた土地である。特にこれ以上私が述べることはない。

 

当初は城崎温泉で泊まろうかと思っていたが、コロナの影響を受けず、また、土曜日であることでお高くなっていた。止むを得ず断念し、鳥取に行こうとするが、鳥取は行ったことがある上、今日の雨で明日砂丘を訪れてもびちょびちょだろうと思い、南へと向かう。城崎温泉駅からの電車は遅延していたが、姫路駅までの乗る予定だった電車には接続していたので、よしとする。

 

和田山駅から姫路駅間は播但線で、私はこのとき初めて知った。寺前駅で分離されている。和田山駅から寺前駅間は2両編成で後ろ1両がラッピングされ、車内も綺麗な内装の車両であった。いまだになんなのかよくわからない。ここで、同期グループ通話が始まる。寺前駅から姫路駅間も2両であったが、前の1両しか乗降できず、2両目に進出した私は貸し切りとなった。貸し切りなので電話に出れるかと思いきや、車内アナウンスがうるさいと非難を受ける。私は聞くだけに徹しよう。

 

姫路駅について、姫路城側の出口から姫路城を眺める。天守閣はライトアップされている上、駅前の大きい道の延長線上にあるので、駅からでもよく見える。駅構内の吉野家で夜飯、豚丼大盛りを食べて、新快速にて神戸は三ノ宮に向かう。新快速は速いもので、関東のスピードに慣れてる私は興奮です。

 

三ノ宮に到着。やっと、電話のスピーカーをオンにして、通話に参加できる。このころには本題が終わり、私のトークショーが始まる。ここから、神戸港に向かい、そこから、高松港行のフェリーに乗る。日本一短い国道174号線を越える。通話は私を含め3人。他の2人はまだ起きるとのことなので、私は港近くのデイリーヤマザキで、酒とつまみを買い、長い船旅に備えた。乗船券を買い、待合所に行くと人は前回来たときみたいにはいなくて、余裕がある感じたった。前回は高2のとき友達3人と来たが、そのときは、長蛇の列ができていて、寝場所を取るのに大変だった。今回はもう余裕で、場所取りせずに、デッキにでる。

 

ここで、一旦、高校の友達との電話に切り替える。彼はイギリスから帰国したが、9時間も早い日本では、まだまだ、起きたいようだ。彼が帰国してから、コロナに関して世界でいろいろ動きがありそれについて話をして、グループ通話に戻ったら、1人しかおらんかった。デッキは寒すぎるので、中で通話できそうなところを探すが、扉はあるけど、全て開放されており、仕切られているような場所はデッキ以外になかった。しょうがないので、人が寝ているところから距離をとり、通話を続けた。私がベビースター食いながら通話してたら、向こうは枝豆を取り出して食べ始めた。3:00過ぎくらいに終了した。その後、また高校の友達と3:40まで通話して寝る。

 

目覚めから