東日本大震災から9年

今日で東日本大震災から9年経ちました。

 

今まで日本では地震を含めた数多くの災害が起きているが、自身が体験したもの、地理的な近さ、規模を考えると、この地震が一番印象に残る。

 

当時の私は小5で教室でトランプをしていた。3月で授業の進捗に余裕があると、授業時間にこういうのをやらせるクラスも少なくないだろう。2時46分、地震が起きた。震度5弱で下から突き刺さるような揺れで、けっこう怖かった。家に帰り、津波が起きたことを知る。当時の私はあまり理解していなかった。が、時間が経つにつれて、地震津波には時間差があって、被害者が増えたこと、濁流にものや家、大切な人が流されることがどういうことかを少しは理解できるようになった。

 

あのころ関東では、原子力発電所の一件で、電力不足に陥り、輪番停電またの名を計画停電が実施された。電気がないとほんとすることなくて眠くないのに夜6時に寝たこともあった。

 

東北から少し離れた関東でもこのように日常的な影響があった。

 

あたりまえがあたりまえじゃないと気付かされたけど、いつのまにかその感覚も失われてきている。再度確認したところで、この文を締めたい。