やっぱGoToキャンペーン嫌い

自分があまり使えず不利になりそうだからイラついているわけなんだけど、やっぱり納得いかない。そんな中7/22に前倒しになった。鉄オタ界隈でも、不評なので、少し書いてみる。

 

GoToキャンペーンは7/22開始

news.yahoo.co.jp

 

とりまGoToキャンペーン以外にもJR各社がキャンペーンを行う。てか期限が年度末までに及ぶものがあうので、こうなったら後期もオンラインにしてもらって、旅行三昧にしたいなとも思う。

 

(記述は7/10現在)

JR北海道 「HOKKAIDO LOVE ! 6日間周遊パス」 ¥12000

6日間 指定席4回 7/23~翌1/25 お盆年末年始は除く 新幹線不可

tetsudo-ch.com

 

JR東日本「お先にトクだ値スペシャル」

全方向の新幹線と一部特急も 8/20~翌3/31 20日前予約 制限あり

trafficnews.jp

 

JR四国 「四国満喫きっぷスペシャル」 ¥8000

3日間 自由席可 7/1~9/29 土休日を1日は含める 新幹線はない

trafficnews.jp

 

JR九州 「みんなの九州きっぷ」 ¥10000

2日間 指定6回 7/11~9/27 土休日の2日間のみ 新幹線可

trafficnews.jp

 

 

このように夏休みには多くのお得なきっぷが各社から用意されている。GoToキャンペーンは交通手段が対象になるのがパッケージプランのみであったが、このように用意されたのは、抜かりないなと思う。

 

こんなキャンペーン、例年のスケジュール通りだったらうれしいですよね?

しかし、実際のところはどうでしょうか。長期休みのとき引っ張られがちな小中学校の夏休みを見てみましょう。全国のやつがまとめられていたサイトがあったので,貼っときます。

 

 全国の小中の夏休み

jpnculture.net

 

見たらわかりますが、例年7月下旬から8月程度のところが今年は8月の前半の2~3週間程度と半分以下になっています。小中学生だって夏休みが減らされています。また、大学生のうち一部の学生は夏休みにもずれた授業が入り、実質短縮されることでしょう。

 

このキャンペーンに1人あたりの限度額があったら、限られた期間で1回程度の旅行、帰省をすれば十分に恩恵が得られるので公平に近しいが、今回は1回あたりの限度額はあるが、何回でも使えるから、周回したもん勝ちなので、この期間に時間がある人が一番得をする。1回あたりの上限も高くて例年稀に見る還元率である。

 

半額だー!って喜んでお得だからと旅行を増やすなどは、子どもの夏休みの短縮の都合で厳しいだろう。大学生もそんなこと言ってられるほどでもない。社会人はもっと厳しいだろう。何よりコミュニティを持つ者がこの時期に旅行することはイメージ的に控えるだろう。じゃあ、だれがこれを利用するのか。

 

そう、感染したら重症化し死亡するリスクの高い年代の人たちである。そんな人たちをわざわざ動かせる意味はあるのか。地方で発症すれば病床を占領することになり地域医療に多大な負担をかける。また、こんな時期に子どもつれてのんきに旅行しようと考える人は少なさそうだし、まともな人だったらいくらキャンペーンやっていても旅行には出ないだろう。そこで、今回旅行に行く人たちは全体的に民度の低い集団になる可能性が高い。訪問先では3密避ける、手洗いうがい、消毒などの感染予防に協力する行動をしなければならないが、これらはその人の良心に任せられるので、これらが守られるとは考えにくい。

 

私の勝手な憶測にすぎないけど、この後のシナリオだと、8,9月に感染爆発が起きて大学は後期もオンラインになることである。まんまとわれわれが被害をくらうわけである。

 

今回のキャンペーンは予約段階で半額になるんじゃなくて、ホテルは35%割引で15%が飲食で使えるクーポンだったかな。予約の元の値段を釣り上げて35%引きで通常価格になるように値段を釣り上げられることも考えられる。

 

まぁ、やってもらって構わないし、そうしないと助からない業界でもある。ただ、観光地のお土産屋のキャッシュレス化を進めてきっちりさせるなどしてほしい。税金が投入されるわけだから曖昧な減収だからは許されないと思う。

 

ほとんどの人にとって指をくわえてみてるだけのものだろう。自粛期間前に店がやってるから外出するやつらをテレビで見ていたときと同じように、家で旅行しているやつのマナーの悪さをテレビから眺めるだけの夏休みになり、後期もオンライン授業確定のメールを見て絶望する未来は想像に難くない。

 

おわり

 

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