コロナへの愚痴

大学生という身分は以前から虐げられているが、コロナによりまたさらに虐げられている。このような印象を抱く人たちのツイートを最近よく見るようになり、私の感覚もそんなに間違てないかと思ったから、書いてみる。

 

現在は小中高は授業が再開している。部活や行事など完全な再開ではないが、学校に通って友達に会って、オフラインで会話することができる。しかしながら、大学は未だに、オンライン授業である。4月の時点で前期はオンラインって言っていたので、前期までならわかるが、夏休みもオンラインで行うようである。授業がこんな有様なので、サークルなどの課外活動なんて、制限ありありの再開であった。再開といえるほどのものではないが。疫病の感染拡大の観点から合宿ダメ、活動禁止もまぁわかるけど、それとは対照に世間や政府が浮かれモードなのは意味がわからない。国内旅行消費に関して言えば、団体がその土地で合宿することでけっこうな額が動くことになる。経済活動再開や、観光業を助ける観点から言えば、合宿開催も最適解と言えるかもしれない。こんな時期にあんなキャンペーンして、みんな大人しく感染症対策をしっかり守りながら観光するとは思えない。てか、帰省を止めたんだから、少しくらい補助出してやれよって感じなんですけどね。

 

見方を変えて、後期もオンライン説について考えると、まあ第2波の入り口みたいなところだからだろうか。うーん、東京都の感染拡大と近隣県でもそこそこの人数が出たからマスゴミどもは何日連続100人越えだの速報ですとか言って声大きく報道するが、まともに分析もできないのか。ある程度、感染が起きやすいところはわかってきているだろう。クラスターまでは言わなくても、業種わかってますやん。町の名前まで名指ししているし。緊急事態宣言出た当初、子どもは友達と会えずに家にいるのに大人はパチンコ屋に行ってる、けしからん!みたいな意見も多かったが、今で置き換えると、大学生は我慢しているのに、ちょっと上の世代は、風俗やホストなど、感染拡大の温床みたいなところに行っている。

 

ここに重点的に休業など求めたいところだが、貧困層の受け皿みたいな役割もあるんで、なかなかそういうわけにもいかないし、そういう人たちを救うために税金を投じるものなら非難もあるだろう。そこに寄生するやつらはコロナにかかるのも自己責任だろ、とか、若者はかかっても大丈夫みたいな思考らしいが、自己責任ならどんだけ重症化しても病院行くなよって話だし、死ぬこともあるんだから、腐らないように早く見つかるようなネットワークを形成してから閉じこもってろと思うがね。実際は、感染者のほとんどは若者なんで、重症化にいたる人は少ないけど。

 

東京では若者が中心に感染していて、ここから、高齢者に感染させないことが大事になるが、ここで、若者を敵みたいな扱いとするのではなく、高齢者の中でも自衛するくらいのことはするべきである。結局態度なんて、性別も年代も関係なく、人によるんだけどね。

 

現在はまだまだって感じだけど、時間が経てばまた大きなことになるのだろうか。新たな日常とかで、みんなが意識するようになったが、みんながみんな守るわけではないんだよね。その行動の本質も見極められないくせに過大解釈をするやからが同じ大学でさえ現れている。世間にでたらもっとひどいだろう。こういうときお役所の人たちは大変だなと思う。バカのことも考えてやらないといけない。なんか今の対策って、こうするなどの方法の話やん。でも、それで日常生活における所作をカバーできるわけじゃないやん。大事なのは、その行動の本質と目的だよね。それを考えるためには、コロナウィルスが見えない小さいもので防ぎようのないものという認識から、物質で媒介するものがなかったら人から人に感染しないことを広く認知させる必要がある。そうすればずっとマスクしなきゃいけないという苦行を減らせるかもしれないし、バカみたいに電車や飛行機などの密接空間に対する非難も減るだろう。電車の中で、知らない人と、べたべた触ってキスなんてしないだろう。空調の性能についてもぜひ理解を示してもらいたいと思う。

 

目的と本質が理解できれば、日常生活のいたるところで応用ができるので、より効果があるのではないかと思う。飛沫が飛ばないように距離をとって、勢いをつけず、淡々としゃべれば、特に不便になることはないかと思う。また、自粛なんていやだから、ほんと静まってほしい。正直、あとちょっとで夏休みなんてノリじゃない。さっさとコロナ終息してくれって感じ。

 

大学としても岩手県と同じ感じで第1号を出さないことにコミットしているのだろう。3月の非難されようを見たら大学としても避けたいところだし、病院もかかえていることからイメージとして避けたいだろう。

 

まぁ、決まったからには従って、その中でできることを模索するしかないんですがね。

 

2014